顧問税理士に支払う報酬は、(1)顧問料、(2)決算料、(3)年末調整料、(4)税務調査立会料等と分類できますが、顧問契約において、決算料と月額顧問料に分けて契約するケースと、業務の一切を包括的に契約して、月額の顧問料のみ支払うケースが多いようです。
売上高や従業員数など事業規模に基づいて顧問報酬を決定するのが一般的ですが、企業の業種や
地域によっても差が生じているようです。
全国の税理士に行ったアンケートによると、次のような実態であることが判明しています。
法人税、所得税、消費税の顧問契約を締結している場合の月額顧問報酬の最多価格帯は、
個人で2万円、法人で3万円となっています。
月額顧問料の3ヶ月分から6ヶ月分が相場と言われていますが、支払う決算料の最多価格帯は、
個人で5万円、法人では20万円となっています。